任意整理とは、弁護士や司法書士が間に入って、債権者と「月々の返済額の見直し」や「利息免除」を交渉する手続きです。例えば、消費者金融や銀行カードローン
、クレジットカードなど、年利10~18%の高金利な借金を対象に、交渉して将来利息を免除して貰い、元本部分だけを3年~5年(60回分割払い)かけて返済する和解契約を締結します。
2010年以前に年利20%を超えるグレーゾーン金利(法定上限を超える無効な金利)で借入をしていた方であれば、再計算で借金元本を減らせるケースもあります。
(⇒ 任意整理に強い弁護士・司法書士を探す)
※上記はあくまで一般的なスケジュール例です。債権者の数や、弁護士費用の分割払いの 期間によって、依頼から和解成立まで、概ね3~6カ月程度の差があります。
>>参考記事を読むキャッシングやカードローン等の高金利の借入の場合、利息負担が非常に重くなります。 特に元利リボ払いで最低返済額だけを返済していると、月々の返済額の半分以上が利息払いになるケースもあります。 任意整理では、原則として将来利息を免除する方向で交渉して和解するため、今後の返済がずっと楽になります。
(参考記事を読む)任意整理では、借金の将来利息や遅延損害金をカットした上で、原則3年(最長5年)の分割払いで返済する方向で和解します。 利息の負担がなくなり、借入元本だけを3年かけて返済することができるので、月々の返済額を減らすことができます。 一括返済することを条件に元本そのものを減額できるケースもあります。
(参考記事を読む)最近ではかなり減ってきましたが、2008年頃以前から消費者金融のキャッシングを利用していた方は、 利息制限法の上限を超える金利を支払っていた可能性があります。 任意整理では、過去に払い過ぎた金利分を引き直して、現在の借入残高を再計算するため、借入期間が長い方は 借金元本が減ったり、過払い金が戻ってくる可能性もあります。
(参考記事を読む)「現状、無職や無収入の方でも任意整理をすることはできるのでしょうか?」と質問を受けることがあります。 率直に言・・・
多重債務者で借金の返済に追われている人のなかには、A社からの借金をB社かりて返済し、B社の借金をC社から借りて・・・
任意整理後に生命保険に加入することはできるの?という質問をいただくことがありますが、全く問題ありません。生命保・・・
借金の返済の滞納が長期間続くと、貸金業者や債権者は強制執行による給与の差押えなどの手段に出てくることがあります・・・
任意整理は生活保護の受給者でも申請することはできるのでしょうか? 結論からいうと、原則として生活保護受給者が任・・・
任意整理では、特定の債権者だけを交渉の対象とすることができます。一方、すべての債権者に平等に返済せずに、特定の・・・
任意整理では、将来に渡ってかかる利息(将来利息)を免除して貰う方向で、交渉をまとめることが一般的です。消費者金・・・
任意整理で実際にどのくらいの借金が減るのでしょうか? 任意整理の計算方法を大まかに理解しておくことで、弁護士の・・・
任意整理は、基本的にはカードローンやキャッシングなどの高金利な借金を整理するのに適した手続きです。将来の利息を・・・
専業主婦でも任意整理をすることは可能です。ただしその場合は、弁護士費用や任意整理後の返済のお金をどうするのかと・・・