任意整理に年齢は関係ない!何歳でもやり直しは可能
任意整理をするのに年齢は関係ありません。40代や50代で多額の借金を抱えて返済困難に陥ってしまうと絶望的な気持ちになるかもしれませんが、任意整理による借金問題は最長でも5年間で解決します。
原則3年間で36回払い、最長5年間で60回払いと聞くと当初は果てしなく長い道のりに見えてしまうかもしれません。吐き気がするほど長い年月に感じるかもしれませんし、返済する自信がなくなることもあるかもしれません。
しかし毎月の返済額をコツコツと支払い続ければ、確実にゴールは見えてきます。任意整理から5年間が経過すればまたクレジットカードを持つこともできるようになりますし、貯金をして車を買うこともできるようになります。頑張りましょう。
任意整理に年齢は関係ない?!何歳でもやり直しは可能
もちろん多額の借金を抱えて任意整理、という状況に陥るのは若ければ若いほど良いのかもしれません。しかし今更そんなことを考えても意味がありません。月並みな言葉ですが、「今日が自分の人生で一番若い日」であることは間違いありません。
「いま5年前の自分に戻れたら・・・」と過去に借金した自分を悔やんだり責めるよりも、5年後に自分が幸せや笑顔を取り戻していることを想像して、前向きに頑張るほうが建設的です。
5年間、遊びや浪費を我慢して、車やクレジットカードも持たずに、コツコツと借金を返済し続けるのは果てしなく辛いことのような気がするかもしれません。5年間というのが途方もなく長い年月に見えるかもしれません。
しかし平均寿命80歳以上の日本で5年間というのは、人生のなかではほんの短い期間です。例え今あなたが30歳だとしても、40歳だとしても、50歳だとしても、5年は5年です。5年後には元の人生に追いつくことができます。
任意整理の返済期間は原則として3年です。ただ、借金の金額が多く、36回払いでの返済に無理がある場合には、最長5年間(60回払い)で交渉するケースがあります。そのためこの記事は、最長5年間を想定して記載しています。
任意整理をした人が集まる掲示板の書き込みなどを見ていると、3~5年間の返済をコツコツと継続して完済した人の充実感や達成感に溢れた書き込みを見ることができます。これだけ多くの人が返済しているのですから、あなたにも必ず出来ます。
物事をポジティブに捉えるのであれば、任意整理をすることで学べることもあると思います。
お金を借りることの大変さ、お金を稼ぐことの大変さ、お金を返すことの大変さ、これらは言葉にするのは簡単ですが、実際に借金を背負ってそれを返済する、という体験をしないと得ることのできない感覚でもあります。
借金を背負う年齢や金額と、優秀な人間かどうかは関係ありません。優秀な人間でも多額の借金を抱えて自己破産や任意整理に至るケースはよくあります。
今のタイミングでお金の扱い方を学ぶことが出来たのは、今後の人生においても非常にプラスだった、と捉えることができれば任意整理の体験も有意義なものに出来るかもしれません。少なくとも、10年後に同じ失敗をするよりは、今しておいた方が良かったともいえるでしょう。
同じ境遇で頑張っている仲間を見つけて良い影響を受けよう
任意整理や借金の返済は、孤独な努力です。 なかなか誰にでも打ち明けられることではありません。どんなに自分が大変だとしても褒めてくれる人はいませんし、同じ境遇にいない人からすると自業自得だとしか思って貰えません。
しかし今はインターネット社会です。掲示板やSNS、コミュニティなどを探せば、同じ境遇で頑張っている人はたくさん見つかります。任意整理の件数は、年間数十万~数百万件と言われています。全国に最低でも数十万人は、同じ境遇の人がいるということです。
5年間コツコツ1つの習慣を継続するというのは大変なことです。借金の返済というネガティブな動機であったとしても、目標に向けて毎月数万円という少額返済をコツコツ積み重ねて、数百万円の借金を完済できると自分のなかで自信にもなるはずです。
このときの達成感や喜びを忘れることなく、今後は貯金する習慣などを付けるようにすると、任意整理も人生を好転させる1つの良いキッカケになるはずです。これは今あなたが何歳だとしても同じです。
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