任意売却の用語集

リスケジュールとは
リスケジュールとは、銀行などの金融機関から借りている借入金の返済が厳しくなった場合に、銀行と相談して今後の返済スケジュールの見直しを行うことをいいます。特に一般個人の場合は、主に住宅ローンの返済が(病気やリストラ、給与減などの理由で)苦しくなったときに、返済期間(年数)の延長や一時の支払猶予(例えば、1年間は利息の支払いだけにさせて貰う等)の相談をすることをいいます。
任意売却とは
任意売却とは、まだ住宅ローンが残っている自宅を、銀行や金融機関(債権者)の許可を得て売却し、その売買代金で住宅ローンの残債を返済する手続きです。主に、住宅ローンの返済が苦しくなったり、滞納が続いてしまって競売にかけられそうになった場合に選択する手続きです。
ローン返済中の住宅というのは金融機関による抵当権が付いていますので、銀行に売却価格などを納得して貰った上で売却を承諾して貰い、抵当権を解除して貰わなければ、普通に市場で売ることはできません。そのため、一般の売却と区別して「任意売却」と呼びます。

【参考】任意売却とは?競売と任意売却の違い

団体信用生命保険とは
団体信用生命保険とは、住宅ローン等の返済中に債務者が死亡したり、高度障害や三大疾病(ガン、心筋梗塞、脳卒中)を患った場合にローン残債の返済が免除される(保険会社が残債を一括で保険金として支払う)制度です。多くの民間銀行等の金融機関の住宅ローンでは、団体信用生命保険への加入が義務付けられています。

モラトリアム法案とは

モラトリアム法(正式名:中小企業金融円滑化法)は、2009年~2013年にかけて実施されていた法律です。この法律では「住宅ローンの返済が苦しくなった債務者」に対して、金融機関が住宅ローンの延長などの相談に柔軟に応じる努力義務を課していました。モラトリアム法は2013年で既に終了していますが、金融庁からはこの方針を継続するよう指示が出ています。そのため、住宅金融支援機構やその他の多くの銀行が、現在でも住宅ローンの延長等の取り組みを行っており、その実績件数を公表しています。【例】住宅金融支援機構三菱東京UFJ銀行

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