任意整理で郵便物が自宅に届いてバレることはある?!

任意整理中は、債権者や裁判所から自宅に郵便物が届くことはありません。そのため、郵便物のせいで家族に借金や任意整理のことがバレる可能性は低いです。依頼してる弁護士から、契約書や関係書類が郵送される可能性はありますが、これも「無地の封筒で送って貰う」「差出人を個人名にして貰う」「事務所で直接受け取る」などの工夫で対応が可能です。

任意整理で自宅に届く郵便物って何?
ねえねえ、先生ー!
同居家族に内緒で任意整理しようと思ってるんだけど、任意整理を弁護士さんに依頼すると、法律事務所から郵便物が届くよね?
それで家族にバレる可能性はあるかな?
うーん、どうだろ。
一般的に郵送する可能性があるのは、最初の「委任契約書」と、最後の「和解契約書」の2つだね。あとは弁護士費用の請求書とか、もし何か書類を預けてる場合は、返却のための郵送もあるかも。
「委任契約書」っていうのは、弁護士さんに任意整理を依頼するときに交わす契約書のことだよね? それで「和解契約書」っていうのは、貸金業者との和解が成立した時に、私(弁護士)と貸金業者との間で交わす契約書ね?
そうだね。
委任契約書の方は、弁護士事務所に行ってその場で署名・捺印してれば、郵送はないと思う。でも遠方だと、契約書が自宅に送られてきて、署名・捺印して返送するパターンもあるからね。
そうだよね。
それに最後の「和解契約書」の方も、法律事務所が近ければ直接受け取りに行けばいいけど…。そうじゃない場合は、やっぱり自宅に送られてくるよね? 何かバレない良い案はないの?
弁護士さんが協力してくれる前提だけど…、
例えば、「無地の封筒で送って貰う」「差出人を個人名にして貰う」
「親展扱いの書留にして貰う」「本人限定受取にして貰う」「郵便局留めで郵送して貰う」など、いくつか方法は考えられるね。
【 補足 】

任意整理の場合、弁護士事務所との連絡方法に気を付けていれば、同居家族にバレる可能性は低くなります。当サイトで紹介しているサンク総合法律事務所では、あらかじめ希望を伝えれば、郵便物を無地の封筒に入れた上で、差出人を個人名にして郵送して貰うことができます。良かったら以下から相談してみてください。

注目 → 家族に内緒で相談できる法律事務所はココ!

  • 任意整理では、原則として債権者・裁判所からの郵便物は届かない
  • 弁護士事務所からは「委任契約書」「和解契約書」が郵送される可能性あり
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法律事務所からの郵便物が家族にバレないようにする方法

弁護士さん(司法書士さん)に協力して貰えることが前提ですが、郵便物を家族にバレないように受け取るためには、以下のような方法が考えられます。

郵便物の受取方法

受取方法 説明 バレない度
親展扱い 「親展」とは、必ず宛名人(本人)が開封してくださいという意味の郵便のこと。 封筒の左下などに外脇付で「親展」と赤文字スタンプが押される。一般的なマナーとして本人以外は開封しないのがルール。 ★★☆☆☆
無地封筒 通常、弁護士からの郵便物は、法律事務所の名前やロゴが入った封筒で郵送されてくるが、プライバシーなどに配慮してくれる事務所であれば、一般的な無地の封筒で、宛名なども手書きで送ってくれる場合がある。 ★★★☆☆
差出人名 法律事務所によっては、差出人名を「××法律事務所」ではなく、弁護士さんの個人名や事務スタッフの名前で送ってくれる場合がある。個人的な手紙に見えるので家族に開封されにくい。 ★★★★☆
本人限定受取 郵便局のサービスの1つで、宛名人本人しか受け取ることのできない郵便。受取時には、本人確認の身分証明書の提示が必要になる。家族に開封される心配はないが、逆に何の郵便なのか不審がられる可能性はある。 ★★★☆☆
郵便局留め 自宅や勤務先の近くの郵便局宛に発送して貰う方法。封筒に「××郵便局留」と記載して送る。受け取り時には、郵便局窓口で名前を伝えて、本人確認書類(身分証明)を提示する。絶対にバレない。 ★★★★★
直接受け取り 弁護士事務所に足を運んで、直接、書類を手渡しで受け取る方法。当たり前だが最も確実で、絶対にバレない。 ★★★★★
親展扱い
説明 「親展」とは、必ず宛名人(本人)が開封してくださいという意味の郵便のこと。 封筒の左下などに外脇付で「親展」と赤文字スタンプが押される。一般的なマナーとして本人以外は開封しないのがルール。
バレない度 ★★☆☆☆
無地封筒
説明 通常、弁護士からの郵便物は、法律事務所の名前やロゴが入った封筒で郵送されてくるが、プライバシーなどに配慮してくれる事務所であれば、一般的な無地の封筒で、宛名なども手書きで送ってくれる場合がある。
バレない度 ★★★☆☆
差出人名
説明 法律事務所によっては、差出人名を「××法律事務所」ではなく、弁護士さんの個人名や事務スタッフの名前で送ってくれる場合がある。個人的な手紙に見えるので家族に開封されにくい。
バレない度 ★★★★☆
本人限定受取
説明 郵便局のサービスの1つで、宛名人本人しか受け取ることのできない郵便。受取時には、本人確認の身分証明書の提示が必要になる。家族に開封される心配はないが、逆に何の郵便なのか不審がられる可能性はある。
バレない度 ★★★☆☆
郵便局留め
説明 自宅や勤務先の近くの郵便局宛に発送して貰う方法。封筒に「××郵便局留」と記載して送る。受け取り時には、郵便局窓口で名前を伝えて、本人確認書類(身分証明)を提示する。絶対にバレない。
バレない度 ★★★★★
直接受け取り
説明 弁護士事務所に足を運んで、直接、書類を手渡しで受け取る方法。当たり前だが最も確実で、絶対にバレない。
バレない度 ★★★★★

 
事務所で直接受け取る場合を除けば、「郵便局留め」が最もバレにくい方法です。

ただし郵便局留めは「本人の住所以外には送付できない」という理由で、弁護士さんに断られることも多いです。2番目におすすめなのは、差出人が法律事務所だとわからないように個人名で送って貰う方法です。こちらは協力してくれる法律事務所もあります。

家族にバレにくい郵送方法・受け取り方は3つー説明イラスト

以下、それぞれの方法のメリット・デメリットなどを簡単に説明します。

「親展」扱いの書留郵便で送って貰う方法

まず、あまり郵便に詳しくない方のために、「親展」と「書留」の意味を簡単に説明します。

「親展」とは、宛名人本人が開封してください(本人以外は開封しないでください)という意味のマークです。封筒に以下のようにスタンプが押されている郵便を見たことがあると思います。銀行から送られてくる封筒などは、大抵、「親展」扱いになっていますね。

「親展」とは、宛名人が自分で開封してくださいという意味のマーク。重要書類に多い-説明イラスト

ただしこの「親展」は、ただのマナーのようなものなので、郵便局が何か特別な取り扱いをするわけではありません。「親展」が記載されているだけであれば、普通に自宅の郵便箱に配達されますし、家族が開封しようと思えば開封できます。

「書留」郵便との違い

「書留」とは、受取り時にサインや印鑑を必要とする郵便物のことです。親展扱いの郵便は、書留郵便で送られてくることが多いです。

ただしこの書留は、その宛名人の住所に住んでいる人であれば、家族でも同居人でも誰でも受け取ることができます。そのため、本人以外の家族がサインして普通に受け取ることができますし、勝手に開封することもできます。

無地封筒で差出人名を個人名にして郵送して貰う方法

法律事務所名を記載していない無地の封筒で(できれば宛名を手書きにして貰い)、かつ差出人を弁護士さんの個人名にして郵送して貰う方法です。

いくら夫婦や同居家族といえども、個人の名前で届いた郵便物を勝手に開封する方は少ないのではないでしょうか。この方法が現実的には、法律事務所としても対応しやすく、かつバレにくい最良の方法の1つではないかと思います。

差出人名を個人名にして送って貰う方法は、バレにくく弁護士さんも協力してくれやすい-イラスト

「書留」や「本人限定受取」の郵便よりも目立たないので、不審がられる可能性も低いです。

弁護士さんは、そもそも債務整理の他にも、「離婚」「親権」「子供の認知」「相続」など、家族に内緒にしたいようなデリケートな問題の相談をたくさん扱っています。そのため、このような方法であれば、依頼者に配慮して郵送してくれる事務所も少なくありません。

とはいえ、もちろん普通はこちらからお願いしないとやってくれません。また「そのような特別な対応はしていない」という法律事務所もありますので、最初の相談の時点で、可能かどうかをしっかり確認しておいてください。

「本人限定受取」サービスで送って貰う方法

「本人限定受取」とは郵便局のサービスで、差出人が指定した1人(本人)しか受け取ることのできない郵便です。前述の「書留」とは違って、家族が代わりにサインして受け取ることはできません。

受取時には、運転免許証などの本人確認書類が必要になります。本人確認のレベルも選ぶことができ、顔写真付きの身分証明書でないと受け取れないタイプもあります。
この方法なら、同居家族が代わりに受け取って開封する心配はありません。

本人限定受取の郵便は、同居家族では受け取ることができない。受取りに本人の身分証が必要-イラスト

外部リンク
本人限定受取について(郵便局)

 
ですが、もし奥さんが玄関で受け取ろうとした場合、受取拒否されることになるため、余計に怪しまれてしまう可能性はあります。あとで「何の郵便だったの?」と聞かれたときの言い訳を考えておかなければなりません。また発送に手間や追加料金がかかるので、やってくれない法律事務所も多いと思います。

郵便局留めで郵送して貰う方法

郵便局留めは、「勤務先の近く」「帰宅途中の駅近く」など、都合のいい郵便局を選んで発送して貰う方法です。以下のように、封筒の宛名に受取人の住所や名前を記載した上で、その右側に「××郵便局留め」と記載するだけで、簡単に郵便局留めにできます。

郵便局留めの宛名の書き方(教えて!債務整理)samiu4.com

外部リンク
郵便局留について(郵便局)

 
最も家族にバレにくい方法の1つですが、「本人住所以外には発送できない」という理由で弁護士さんに断られてしまう可能性もあります。

また郵便局留めの場合、「届いた」という連絡を郵便局側からはしてくれないので、自分でときどき到着状況を確認しなければなりません。局留めの期間は10日間なので、受け取りそびれて差出人に返送されてしまう可能性もあります。そういったことが面倒なので、やりたがらない法律事務所も多いでしょう。

でも一番安全なのは間違いないので、やってくれるかどうか聞くだけ聞いてみてもいいと思います。

裁判所や債権者からの郵便物が届く可能性はないの?

基本的に、任意整理では弁護士さん以外からの郵便物は届きません。

任意整理を弁護士さんに依頼すると、弁護士さんはすぐに各債権者に受任通知 を発送します。この受任通知が届いた後は、貸金業者は、債務者本人に対する取り立てを続けることが法律で禁止されます。そのため、返済をストップした後も、業者から督促ハガキなどが届く心配はありません。

また任意整理は、そもそも裁判所が関与しない手続き(私的な和解交渉)なので、裁判所から何か郵便物が届くということもありません。

例外的に郵便物が届く場合

ただし例外的に、裁判所や債権者からの郵便物が届くケースがあります。
例えば、任意整理での和解が遅れてしまって債権者から訴えられてしまった場合や、任意整理の受任通知を送るのが遅くなってしまって、行き違いで業者からの督促ハガキが届いてしまうような場合です。

これについては、以下の記事で詳しく説明しています。

参考記事
任意整理が家族にバレないようにする方法

 
いずれにしても、債務整理の経験が豊富で、依頼後すぐに受任通知を発送してくれて、かつ家族にもバレないように配慮してくれる法律事務所に相談することが重要です。
 

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