任意整理なら将来利息や未払利息をカットできる

任意整理であれば将来利息や未払利息をカットすることができます。任意整理をはじめると、返済額が確定するまでのあいだ借金の返済がストップしますが、その間の利息も支払う必要はありません。

任意整理なら将来利息や未払利息を免除できる?
ねーねー先生ーっ!
任意整理だと借金の将来利息や未払利息がカットできて返済が楽になるって聞いたんだけどっ、本当かなーっ?!
そうだね、これは本当だよ。
多くの場合、未払い利息と将来利息、それに遅延損害金も支払う必要がなくなるね。そもそもまず未払い利息や将来利息がわからない人もいると思うから、ちょっと説明しようか。
うんっ、そうだねっ!(私もわかってないしっ!)
未払利息は過去に払わなかった分の利息のことで、将来利息は今後、借金残高に対してかかる利息のことだよね。遅延損害金は何なの?!
遅延損害金は延滞利息のことだね。貸金業者は返済に滞納があった場合、通常の利息とは別に利息制限法で定められた延滞利息を取ることができるんだ。でも任意整理ならこれもカット交渉できるね。
  • 任意整理なら将来利息や未払い利息といった利息をカットできる
  • 任意整理なら遅延損害金も支払う必要がない
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そもそも将来利息と未払い利息って何?

任意整理を検討している方であれば、「任意整理なら将来利息や未払い利息が免除されるから借金返済が楽になる」というのをどこかで聞いたことがあるかもしれません。将来利息や未払い利息というのは一体どのようなものなのでしょうか?

未払い利息とは

未払い利息というのは、貸金業者と最後の取引があった日(最終取引日)から任意整理の和解契約が締結される日(和解成立日)までに発生する利息のことです。

任意整理の場合、和解締結までに早くて2-3カ月、遅い場合だと半年以上かかります(参考記事:任意整理にかかる期間はどのくらい?)が、この期間に発生する未払い利息は免除されるのが一般的です。
 

未払い利息カットの例

ヨー子さんは平成26年4月2日に業者に最後の支払いをおこないました。その後、借金の返済が困難な状態に陥ってしまい、4カ月間に渡って支払いが滞ってしまっていました。

4カ月が過ぎた8月10日頃、ヨー子さんは弁護士事務所を訪れて任意整理の相談をします。翌日11日には、弁護士事務所から各貸金業者に受任通知が送付されました。その後、貸金業者への取引履歴開示の請求と、利息引き直し計算による借金残高再計算をおこない、その借金額をもとに貸金業者と和解交渉をおこないました。

和解契約が締結したのは、そのさらに3カ月後、11月20日になりました。この場合、ヨー子さんは4月2日から半年以上に渡って一切借金を返済していないことになります。 この場合にも、この4月2日~11月20日までの利息(未払い利息)は免除される可能性が高いです。

 

将来利息とは

将来利息は和解契約が締結された日から、借金を完済する日までに発生する利息のことです。任意整理は、最終取引日を基準とした借金残高を利息制限法に基づく法定利息で再計算しなおした金額で「債務額を確定」します。

その確定した借金残高をもとに、3年間36回払いで月々の支払い金額をキッチリ決めて返済計画を作り、それをもとに貸金業者と和解します。なので、この和解締結日以降の利息分というのは一切、確定した債務額に上乗せされませんし支払う必要もありません。
 

遅延損害金(遅延利息)とは

借金の契約書には多くの場合、遅延損害金についての項目が記載されています。つまり返済期日に支払いがされなかった場合、「期限の利益の喪失」を理由として遅延損害金を請求する旨が契約書に記載されているのです。

こちらは借入時の契約書に記載されている、ということなので支払い義務が発生しそうですが、実際には2004年6月25日に日本司法書士会連合会が第65回定時総会で決議した「任意整理の全国統一基準」に基づくと、遅延損害金は支払う必要がない、とされています。遅延損害金を支払うことで、余計に債務者の返済計画が困難になることが予想されるので、貸金業者側も和解時に遅延損害金のカットに応じてくれるケースが多いです。

 

なるほどねーっ、
この将来利息や未払い利息、遅延損害金を払わなくていい、というのは切羽詰まった債務者には凄く助かる話だよねっ
そうだね。
高い利息を支払っていると、なかなか返済しても返済しても、借金の残高(元本)が減っていかなくて再び泥沼に陥ってしまう可能性があるからね。そういった意味でも、返済計画をたてて再スタートを図る任意整理の場合に、利息カットをするのは妥当だと思えるね。
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